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『jam』と『peeps hakodate』という、函館の人なら一度は見聞きしたことがあるだろう2つの地域情報誌を制作してきた吉田智士さん。現在編集長を務める『peeps hakodate』は、『日本タウン誌・フリーペーパー大賞2014』で最高賞の大賞に輝き、今ではローカルマガジンという枠を超え、全国的にも高い注目を集めています。
1996年から雑誌編集者としてのキャリアをスタートさせ、以後20年間に渡って函館の街や人を見つめてきた吉田さんは、誰よりも敏感に時代の変化を感じてきた方だといえるでしょう。そんな吉田さんに、知られざる『peeps hakodate』の誕生秘話や、函館に〝地域情報誌〟という文化を根付かせた『jam』の現場、いつまでもあるとは限らない〝今の函館の景色〟などについて伺いました。

ー取材・文章:阿部 光平、撮影:妹尾 佳、イラスト:阿部 麻美